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1. 大野城市議会 2021-12-08
   令和３年都市環境委員会　付託案件審査　本文 2021-12-08

   
   取得元: 大野城市議会公式サイト
   最終取得日: 2023-04-28
   1: 　　　　（開会　午前９時58分） ◯委員長（井福大昌）　それでは、おはようございます。ただいまから都市環境委員会を開会いたします。 　12月定例会で本委員会が付託を受けました案件は、指定管理者の指定１件です。 　発言につきましては、着席をしたままで結構ですが、挙手の上、指名されてから発言をされますようお願いいたします。 　それでは、審査に入ります。 　第77号議案、指定管理者の指定について（大野城いこいの森）を議題といたします。執行部の説明を求めます。 2: ◯公園街路課長（玉井大吾）　おはようございます。 　大野城いこいの森は、大野城いこいの森の管理に関する条例第２条に基づき、管理を指定管理者に行わせております。現指定管理業務は、コンパスグループ・ジャパン株式会社が平成29年度より今年度までの５年間を業務受託しております。指定管理期間の満了が間近となりましたことから、現在、次期指定管理者の選定事務に取り組んでおります。 　このたび、業者の公募並びに選定委員会による審査を経て、次期指定管理者の候補者としてハッピーツリーグループを選定いたしましたので、来年、令和４年度から令和８年度末までの５年間の指定管理者として指定することにつきまして、地方自治法第244条の２第６項に基づいて議会の議決を求めるものです。 　改めまして、選定の経緯について説明をいたします。 　大野城いこいの森の管理に関する条例第３条に基づき、指定管理者の公募を９月３日から約１か月間実施をし、２社から応募並びに業務の提案を受け付けました。その後、大野城市指定管理者候補者検討委員会及び大野城市指定管理者候補者選定委員会設置要綱に基づいた選定委員会を設置し、応募２社から提出がありました業務提案額・業務提案書並びにプレゼン内容の審査を行いました。 　続きまして、選定委員会による評価項目について説明をいたします。 　評価項目は、指定管理料の金額に加えて、指定管理者としての適性、施設の管理運営計画、運営経費計画、管理組織体制、サービス向上の提案、プレゼンテーション、以上を評価項目と設定し、総合的な評価を行いました。その結果、総合評価点が１位となったハッピーツリーグループを次期指定管理者の候補者として選定しております。 　ハッピーツリーグループという名称は聞き慣れない企業名と思いますが、この名称は共同事業運営体の名称となっており、二つの会社で構成をされております。代表企業は、大和ハウスグループの中核企業でございます大和リース株式会社です。また、もう１社の構成企業は、福岡市に本拠を構えます安藤造園土木株式会社です。 　大和リース株式会社は大阪市に本社を構えており、資本金約217億円、直近の年間売上高は約2,280億円、全国での公民連携事業──公と一緒の事業という意味でございます、公民連携事業の受注実績は1,056件ございますとのことです。代表的な指定管理業務の受託実績としましては、大阪市の大阪城公園や鶴見緑地公園、それから福井県越前市の武生中央公園・日野川河川緑地、滋賀県大津市の近江神宮外苑公園、愛知県豊田市の鞍ケ池公園などがございます。 　また、安藤造園土木株式会社は資本金4,800万円、直近の年間売上高は約８億4,000万円、造園業・土木業を中心に営業されており、代表的な指定管理業務の受託実績としましては、福岡市博多区にあります楽水園や県営東公園、同じく福岡市城南区にあります友泉亭、福岡市中央区にあります松風園、それから糸島市の森林公園真名子木の香ランドなどの指定管理業務の実績がございます。 　最後に、候補者より提案を受けました主な事業について説明をいたします。 　自主企画事業としましては、ビギナーズキャンプ講習会、Ｗｉｔｈ　Ｐｅｔｓキャンプブース、焚き火カフェ、大野城アドベンチャー、健康増進プログラム、カヤック＆ＳＵＰ（サップ）教室、キッチンカー、バーベキューパーク＆牡蠣小屋、ドローン操縦体験、スケートボードパーク、賑わいマルシェなどの整備、実施提案がなされております。このほか、キャンプ場内におきまして車両乗り入れエリアの拡大や電動キャリアーの導入、冬季常設テントの設置、電源設備、暖房器具のレンタルなどが提案されております。説明は以上です。 3: ◯委員長（井福大昌）　説明が終わりましたので、質疑を受けます。質疑ありませんか。 4: ◯委員（松田美由紀）　今、指定管理団体がハッピーツリーグループで、２社の共同という説明をいただいたんですけど、実際に運営するときっていうのは２社がどういうふうに運営していくか、ちょっとイメージが湧かないので、その説明をお願いします。
   5: ◯公園街路課長（玉井大吾）　一応、大和リース株式会社さんが代表企業となっておられまして、大野城市との契約関係につきましては大和リースさんが前面に立って行うことになります。 　ご質問にありました運営につきましては、全国的な指定管理のノウハウを踏まえまして企画管理運営を主に大和リースさんが担いまして、現地での主な施設の維持管理関係、それからキャンプディレクターの派遣といったものを安藤造園土木が主に担うという報告を受けております。以上です。 6: ◯委員（松崎正和）　ハッピーツリーグループ、この名称というのは法人登録とかそういうのはもちろんないんでしょう。よく分からんけれども、工事は共同企業体で出てきますけど……、どこと契約してるんですか。 7: ◯公園街路課長（玉井大吾）　今、委員にご質問いただきましたように、いわゆるこれはジョイントベンチャー、共同運営事業体という形になりますので、法律上の法人格というのは有してはおりません。ですので、共同で運営する民間の組合というような扱いになります。 8: ◯委員（松崎正和）　何か事があったときに、契約が法人の資格も身分も何も持たない、ある意味、架空のような名称。それで事故があった場合にはそこを相手にしても……。公の法人格がないから、ちょっとその辺がどうなのかよく分からないけど、その辺はどうなんですか。 9: ◯公園街路課長（玉井大吾）　今回のジョイントベンチャー企業体につきましては、構成企業同士によりましてこの業務を共同で実施する旨の協定書が業者間で締結をされております。この業務履行につきましては、構成企業全社が、今回の場合は２社になりますが、連帯して責任を負うことになっております。これは仮に企業体が何らかの理由で企業構成を解除したとなっても連帯して責任を負うことについては、この事業が続く限りその責任が残るということでございます。以上です。 10: ◯委員（松崎正和）　こういうのはあんまり私は見たことがないけれども、ほかの契約あたりにも出てくるんですか。 11: ◯公園街路課長（玉井大吾）　このいこいの森の指定管理業務でございますが、平成18年度から指定管理業務に移行しておりますけれども、その当初の受託もこのような共同運営事業体が受託を行っております。ですので、実績としては十分踏まえておるというふうに考えております。 12: ◯委員（松崎正和）　分かりました。 13: ◯委員長（井福大昌）　ほかにありませんか。 14: ◯委員（井上正則）　今回の提案をお聞きしておりましたら、キャンプ場とかカヤックとかスケートボードとか、非常にいろいろ全国的に展開してるなとは思うんですけど、５年間という形でこういうことをやっていくものの、今のいこいの森のキャンプ場というのは従来型だったですよね。ということはいろんな整備をしてくる。これで５年でまた……。継続もありなんですか。ちょっと一つ継続があるのかどうか聞きたいんですけど。 15: ◯公園街路課長（玉井大吾）　今のご質問は、今回は５年間の指定管理についてのご審議をお願いしておりますが、さらに先の更新というご質問の趣旨でよろしかったでしょうか。 　現時点では５年後もまた同じように提案型の審査をやりたいなというふうに考えておるところでございます。そのときに継続してさせることがふさわしいということであれば、引き続きこの事業者がする可能性も十分考えられるというふうには思っております。以上です。 16: ◯委員（井上正則）　では、今回は前期のコンパスグループは入ってるんですか、２社のうちの１社に。 17: ◯公園街路課長（玉井大吾）　応募がありました２社のうち選ばれなかった１社は、今ご質問にございましたように、現指定管理者でありますコンパスグループ・ジャパンでございます。以上です。 18: ◯委員（井上正則）　先ほど質問したように整備が大きく変わってくる。そうしたときには当然市としての支出とか、その辺の総額的なものが今までとは全然違ってくるんじゃなかろうかと思います。ちょっとその辺をお聞きします。 19: ◯公園街路課長（玉井大吾）　今回、こちらのハッピーツリーグループからいただきました提案の内容に対する提案額は、年額が税込みで2,816万円となっております。ちなみにですが、現在の指定管理料が年額で2,851万8,518円となっておりますので、現在の指定管理料より若干ですけれども安くなった上で、先ほど申し上げました提案事業が実施されるというふうに考えております。以上です。 20: ◯委員長（井福大昌）　よろしいですか。 21: ◯委員（井上正則）　はい。 22: ◯委員長（井福大昌）　ほかにありませんか。 23: ◯委員（松田美由紀）　先ほど焚き火カフェとかいろいろあった中で、スケートボードというのは冷たいリンクか何かということなのか、コンクリートでスケボーのようなのか、ちょっと教えてください。 24: ◯公園街路課長（玉井大吾）　今年、夏のオリンピックでも話題になりました陸上のスケートボードの内容となっております。一応、業者からは、中央公園の駐車場におきましてそういった整備を独自にやってサービスを提供したいという提案があっております。以上です。 25: ◯委員（松田美由紀）　すいません、あともう一つ。前回、西洋フード・コンパスに決まったときは、平成29年から令和３年の５年間のときは、評価の点数が70.12点だったんですね。それで１位だったんですね。そのときＡ、Ｂ、Ｃと書いてあって多分３社くらいあったのかなと思うんですけど、今回は西洋フード・コンパスよりもハッピーツリーグループのほうが70点台よりもずっと点数が高かったんですか。前回は69点とか70点とか、どんぐりぐらいだったんですよね。今回は評価点にどれぐらい差があったのかだけ教えてください。 26: ◯公園街路課長（玉井大吾）　評価点は100点満点で、今回提案しておりますハッピーツリーグループの評価点が76.51点になります。ちなみに２位の事業者は68.21でございました。以上です。 27: ◯委員長（井福大昌）　よろしいですか。 28: ◯委員（松田美由紀）　はい。 29: ◯委員長（井福大昌）　ほかにありませんか。大丈夫ですかね。 　　　　　　　　　　　　　　　　　〔「なし」の声あり〕 30: ◯委員長（井福大昌）　では、ないようですので、質疑を終わります。 　これより議員間討議を行います。 　　　　　　　　　　　　　　　　　〔「なし」の声あり〕 31: ◯委員長（井福大昌）　議員間討議を終わります。 　これより討論を行います。 　　　　　　　　　　　　　　　　　〔「なし」の声あり〕 32: ◯委員長（井福大昌）　討論を終わります。 　第77号議案、指定管理者の指定についての採決を行います。 　第77号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。 　　　　　　　　　　　　　　　　〔「異議なし」の声あり〕 33: ◯委員長（井福大昌）　異議なしと認めます。よって、第77号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 　以上で、本委員会が付託を受けました案件の審査は全て終了いたしました。 　これをもちまして、都市環境委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。 　　　　（閉会　午前10時16分）...